面貸しとは?

美容業界では耳にすることもある、でも、それ以外の業界では、ほとんど耳にすることはない「面貸し」について解説します。

「面貸し」という言葉

面貸し=面を貸す とは、何となくわかっても、「面とは何?」と疑問に思う方は多いと思います。

「面」という言葉は、鏡の数え方を指しています。

ご存知の方は少ないかもしれませんが、鏡は、1面、2面と数えるものなのです。

つまり、鏡を貸すという意味です。
何やら古めかしい印象ですね。

「面貸しサロン」という言葉

美容室・理容室に「鏡」は付き物で、お客様一人一人の席には、必ず鏡が付いているため、美容室・理容室では、「鏡を貸す」という言葉は「席を貸す」ことを指します。

つまり、「面貸し」とは、「席を貸すこと」
「面貸しサロン」とは「空いている席を使いたい方に貸す仕組みを持ったサロン」
のことです。

美容室・理容室のオーナーは、空席はもったいないので使ってほしい。
美容師・理容師は、準備の整ったサロンの空席を利用して、お客様の施術が出来る。


面貸しの仕組みは、この古めかしい言葉からもわかるように、昔から存在します。
かと言って、どこの店でも面貸しをしているわけではないことや、面貸しをする店が増えてきたことから、「あの店は面貸しをしているサロン」=「面貸しサロン」と言うようになったのでしょう。

これまでの面貸しサロン

これまでの面貸しサロンは、

「独立して何十年、自分の店は閉めることにしたが、まだ仕事は出来るので、面貸しを利用してお得意様だけ施術している」というものや、

「独立準備中で施術場所が完成していない美容師・理容師が、顧客の施術をする場所として一時利用する」という利用形態が主だったものでした。


何となく「助け合い精神」を感じますね。

現在の面貸しサロン

それでは、「面貸し」から成長した、現在の「面貸しサロン」は、どのようなものか。


現在の面貸しサロンにも、「助け合い精神」はあります。


ただそれは、「施術する場所がない」から借りるのではなく、「余計な経費をかけずに独立する」方法として「シェア」を選択する人が増えてきていることが特長のように感じます。

まとめ

1.美容室・理容室にとって、鏡=席、鏡は1面2面と数えることから、席を貸すことを面貸しという

2.理美容業界では、古くからある「助け合い」の仕組み

3.最近の言葉で表現すると「シェア」


以上